ORDINARY DAY

写真と言葉で綴る日々のこと

2023年5月15日(月)
BEEKのいちばん最後に出した号(Issue06)からもう4年半とか経ってしまった。BEEKの名前はフリーマガジンありきだから、心苦しいこと風の如し。それはさておき(ごめんなさい)、この4年以上の間にコロナや新しい移住者や、山梨を見る目も昔と変わったように感じる。もちろん、日々は変化していくし変わらないことはないんだけど、僕としては山梨自体はおおむね変わっていないと思っている。人口も劇的には増えていないし、前からみんなが良いと思っている環境や文化や産業は前からあった。つまり、土地ではなくそれをとりまく人の感情や情報のとりかたが変わったのではないかと推測される。最近「山梨っていいよね」という声を聞くようになった。隣の長野からも同じような声を聞く。これは変化だ。変化が促されることは、よい。ただそれぞれの現象を正しく見る目はいつも持っていないとならない。ぼくはBEEKというフィルターを通して、暮らしの中の山梨をこれからも伝えていきたい。

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