街と自然をつなぐ『SUNDAY』

山梨で何がいちばん楽しめるかって、それは自然の中でのアクティビティだと思うんですよね。気軽に登れる山もあるし、気合い入れて登る山もある、山あいや湖の麓ではキャンプもできるし、自転車も乗れて街の裏山でトレランも。山上湖の四尾連湖でボートに乗ってのんびり読書するのもぼくはおすすめだなーと、どんどん自然との戯れ方は考えられます。

そんな自然の中で遊ぶことを目一杯楽しんで、その魅力を伝えているお店が甲府にあります。アウトドアショップと一言では片付かない、街と自然をつなぐベース基地ともいえるのが『SUNDAY』です。
山やキャンプで使えるウェア、ギア商品のラインナップは幅広く、街づかいにもぴったりなファッショナブルなアイテムも数多く揃います。

お店の入り口のドアを開けて入ると、そのシーズンいちおしのアイテムが迎えてくれます。
夏にこの場所にあった「NINJA TARP」がとても気になっていたけど、あれよあれよというまに品薄になっていたなー。店の外で実際使っているところを見せてくれていました。

山やアクティビティで使うものがもちろん多いのですが、そのままふだんの日常でも違和感なく使える商品が並んでいます。
街とアウトドアを区別するのではなくて、どちらも同じフィールで楽しもうというSUNDAY店主、石川さんの想いが伝わってきます。街から自然へ、自然から街へ。どちらもボーダレスに遊び尽くす、石川さんをはじめスタッフのみなさん。いつもいいなーと思った服のことを聞くと、「これ前のシーズンで買って着てるけど、どこ行くにもこれで行けちゃうんだよね」とか「ぼくも着ているけど、たぶん同じサイズでいいんじゃない？」、「このバックパックに一目惚れして今取り扱っているんだよ」とか、SUNDAYの信頼おける商品の数々は、スタッフが実際使ってその良さを語りたくなるアイテムばかり。

毎回お店に来るたびに、石川さんの外遊びの情報を聞かせてもらいます。それを聞くたびに、こんなに自然にめぐまれた山梨で外遊びしないなんて、なんてもったいないんだーと思います。
「毎日はおなじなようで違う、生きることはつくること。革命なんてそう簡単に起こるものではないけれど、想いをもった目線で日々とと向き合えばきっと何かが変わる」、そう言って東京でもそうそう揃わないショップの合同POP-UP SHOPイベントをお店で開催したり、甲府でこそ走るべき、もっと裏山を活用するべきとランニングに特化したショップ『道がまっすぐ』をオープンしたり、お店の中で音楽ライブを開催したり。
足りないものは自分でつくる、そんなスタンスがそこには見え隠れしているような気がします。石川さんやスタッフの熱意がお店を作り上げて、その魅力は県内だけではなく、県外にも多くのSUNDAYファンを作り出しています。その人たちは結果的に山梨を好きになってくれている。SUNDAYというベース基地に集まって、みなが自然に帰っていく。

スタッフの紘美さんがこの冬一押しのソリ「ZIPFY（ジップフィー）」。このワクワクするソリで実際遊んでいる話を動画を交えて聞いてたらほんとに欲しくなってくる。
心から「楽しー！」「サイコー！」を見せてくれるからとっても気持ちいい。
そんなぼくも最近古着以外の服はSUNDAYでしか買ってないことに気づく。服を着るってこんなにワクワクするんだっけ？ といまさら気づく。時にアラフォー。

最近は、自転車の楽しさをもっとこの山梨で伝えたいと思っているそう。ぼくも同じことを山梨に帰ってきたときに思いました。
別にロードとかマウンテンバイクとかじゃなくて、石川さんの推奨チャリはママチャリ！ とにかく最初はなんだってよくて、走る楽しさをみんなで共有しましょう。
自転車好きのみなさん、ぜひその時はお集まりください。Let’s「Cycling Blues」。
BEEKでは石川さんの想いに共感して、デザイン面でもいろいろお手伝いさせてもらっています。