道草 #05 August

ひまわりは夏の季語。
夏の代表花と問われ、太陽に向かって元気よく咲く
ヒマワリを思い浮かべる方も多いはずです。

この花を見るとホント元気が出ます！
暑い夏が似合い、見るものたちに元気をくれる花って
他にあるのかなって思います。

ヒマワリは太陽の方向を追うように花の向きを変える性質から
和名、『向日葵』と書きます。

ただ、太陽の方向を追うのは開花するまでの若い頃までらいしです。
今年は無理ですが、来年は、その動きを観察してみようかと思います。

ヒマワリは野生種で約60種類程確認されています。
生花市場では、毎年、農家さんが品種改良した素敵なヒマワリがお目見えします。

花の真ん中が黒い向日葵は、やはりヒマワリらしく定番中の定番なのですが
写真のように茶色や花芯が緑っぽいもの、八重咲など品種多様です

あのいかにも元気なイメージが苦手な方も中にはいるはず・・・
もしかしたら、すこ～し私もそうかもしれません。笑
なので、当店で販売するヒマワリは少し落ち着いたニュアンスの
品種が多いかもしれません。

ぜひ品種多く取り扱っている花屋を覗いてみて下さい。
きっと、あの元気なヒマワリのイメージは払拭されるはずです。

この暑い時期は、花の日持ちがとても悪いです。
ヒマワリは水に浸っている部分の茎から傷んでくるので、水は少なめで大丈夫です。
花瓶のヌメリをとり、水替えし、茎をカットし、新しい切り口にしてあげると
長く楽しむ事ができます。

自粛生活で家時間が長くなっているかと思います。
部屋にヒマワリを飾って、季節を楽しんで下さいませ。