Yatsugatake SkatePark STORY 【Issue 02】

クラウドファンディングも無事に終わり、オープンに向けて走りだした「KIYOSATO NB SKATEPARK」。
本格的なパークの整備が12月からとなることもあって、それまでにせっかくなら少しでも多くの人にスケートパークを知ってもらいたいというオーナー林さんの思いから、11月いっぱいはプレオープンに。
パークができるという話を聞いたご近所の方から県内外のスケーターたちまで、多くの人が遊びに来てくれているそうです。
パークの日々の様子は公式インスタでチェックできますよ。
https://www.instagram.com/kiyosato_nb_sk8park/
現在の営業スタイルは、火曜日と木曜日が16:00~22:00、土日祝日が13:00~23:00までパークを開けています。けっこう遅くまでやっています。スケートパークがある八ヶ岳コモンズは甲府などの街から来るとかなり山の上。夜は特に周りも暗いので灯りがあると便利です。
林さんがパークの準備を進めていく中で、「スケートボードを自分はやったことないけれど子どもにやらせてみたいから」と、スクールについてたくさんの質問や要望があったそう。北杜市内の近隣の方からは「習い事の選択肢が増えるのはとても嬉しい」という声もあがっていました。
ただ、いきなりスケートボードの用具を揃えることのハードルもあるし、子どもたち自身が興味を持つかはやってみないとわからないところ。
なのですぐにスクールを開設するというよりも、まずはスケートボードに乗ってもらうこと、触れてもらうことを目的とした体験会をこのプレオープン期間中、毎週木曜日の16:30~17:30の1時間で初めてみることにしました。
現在のプレオープン中は、完全予約制(当日まで可)で定員を6名(3歳から12歳、¥1,500 滑走料込み)までにして受け付けています。

スケートボード体験会では、まずはスケートボードに慣れてもらうところから。今回体験した小学4年のタオくんは、ボードには乗ってみたことはあるけれど、一人で滑ったりはしたことはありません。

まずは体重のかけかたや走り方を少しずつ自分でやってみながら覚えていきます。最初は恐る恐るという感じで走ったりバンクの坂を登ったりという感じで、転んだりすることもありました。
乗り方を教えたら、ゆっくりと子どもたちでできる範囲でまずは楽しさ重視で遊びながら体験してもらえるといいですね、とオーナーの林さん。
初めてのお子さんでも安心して楽しんでもらえるように難しいことはせず、子どもの手を引きながらゆっくり滑ったり、それぞれの年齢にあったアドバイスをしてくれます。

子どもは慣れると早いもの。だんだんと重心のかけ方や乗り方に慣れてくると、何回も繰り返してみて少しずつボードに乗っていられる時間が長くなったり、足でこぎながら乗れるようになってきました。
タオくんは何度も転んだけど、めげずに挑戦。最初できていなかったバンクの坂を登って降りることも、何回かチャレンジしてついに成功! シャイな彼も先生とハイタッチ!
参加していた他のお子さんたちも、それぞれの興味がわくような形でボードに触れていました。
スタートラインはまずは楽しむということ。楽しいって感情は、こどもも大人も身体を動かす中に隠れている気がします。

正式なスクールはグランドオープン後を予定しています。子どもだけではなく、大人からも初心者だけどやってみたい、子どもと一緒に覚えたいという声も届いているそうなので、そういった声に応えられるようにこれから準備してくそうです。
12月から本格的な工事に入り、年明け後のパークのオープンを目指します。気になる方はぜひ11月のプレオープン中に気軽に遊びに行ってみてくださいね。

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