道草 #11 APRIL

ガーベラ
キク科ガーベラ属

 

学名Gerbera
英名Gerbera、Transvaal daisy
開花時期4月〜6月、 9月〜10月

今回ご紹介したいのが、グリーン色の小さなガーベラ。
“グリグリ”
愛嬌ある名前も親しみやすい。
当初はグリーングリーンという名前にしようとしたらしいのですが略してグリグリに。
何故か連呼したいグリグリ!
この“グリグリ”は、千葉県の生産者さん、
林園芸さんだけが栽培し出荷してくれています。
今回は有難く、お電話で取材をお受けしてくれました。
とても気さくで丁寧に生産過程や長く楽しむコツなどを聞けてとても興味深く楽しかったです。
このグリグリはツボミの状態です。
開花すると白いガーベラへ。
しかし、切り花でカットしてしまたこのグリグリは
水に浸けておいても決して大きく白い花に開花するわけではありません。

◎ガーベラを長く楽しむコツ
  • 水は2〜3センチ程あれば十分です。
    茎が水に浸かっている部分が多いと、その部分が腐っていきますのでご注意を!
  • 茎は真っ直ぐカットしましょう。
    ガーベラは茎が空洞になっているので水に浸かる部分が多いと水汚れが早くなります。
  • 茎の一番下をよく見ると、茶色や白に色変わりしている部分があります。
    その部分を残しておくと長く楽しめるそうです。
    これは、私も知らなかったです。
    水替え時に少しづつカットして下さいね。
  • 花屋で売っているガーベラは、花にフィルムが付いている場合が多いです。
    輸送時などに傷付けないようにする為なので、フィルムが付いていたらすぐ外して下さい。
    フィルムがずっと付いていると花びらの反りかえりの原因にもなります。
  • 気候が良い時期に咲くガーベラなので、暑すぎたり寒すぎる環境に慣れていません。
    切り花は寒い部屋が良いと思っている方も多いかた思いますが・・・
    切り花でも、部屋があまりにも寒かったり暑すぎると、
    いくら新鮮でも、すぐにダランと首が折れ曲がってしまう事がありますのでご注意を。
    人間が心地よいと感じる空間と自然な温度がガーベラは好みます。
ガーベラって何故か、あまり日持ちしないと思っている方がとても多いのです。
しかし、新鮮なガーベラであれば2〜3週間程はかるく長持ちする花です。
明るく可愛らしいガーベラはその場がパッと和み明るくなります。
心地良いこの季節にぜひガーベラを飾ってみて下さいませ。


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