ものづくりには不安と迷いがつきもの。
そんな時、私は子供の頃好きだったものを思い出します。
毎晩抱きしめて寝た最高な肌触りのくすんだピンク色の毛布。
本物で何にでも合うスエードのサイドゴアブーツ。
不良っぽい組み合わせの大きめのタンクトップとゆったりとした履き心地のピンストライプのスラックス。
くるくる回ると花のように開いて心が躍る祖母作のサーキュラースカート。
まだまだほんとたくさんあるけど、どれも今と全然変わってなくて「このままで大丈夫。」と背中を押してくれます。
石川春菜 (kashukaデザイナー・店主)
2011年 “快適に装う”を基に、日々湧き出る感覚を汲み取りながらデザインから縫製まで手掛けるアパレルブランドkahsukaスタート。
2014年 山梨県甲府市にアトリエを構える。
制作活動と並行して県内外の出店や、裁縫ワークショップを開催。
子供たちが母の日に紙製のカーネーションをくれました。花だけだったので一緒に茎やリボンを折り紙で作り、流れで娘の長い髪を飾って遊びました。いつになってもこういう遊びが大好き。