
はじまるから
まずわすれる

みぎとなりに
あるひかり

そのしあわせは
てばなしてもいい

ぐうぜんの音楽と
曖昧さの日々

いつかどこかで
風がうまれる

ろくがつなのは
そうきめられたから

わすれたころに
おもいだす

しずかに、
秋隣

うつむきながら
うなずきながら

おんなじ
きもちかな

ほんとうは
本になりたかった

すべての言葉は
さようなら