KAMIKANE3000

By 2018.06.23DAYS

先日6/2に甲州市のくあはうす神金という場所で「KAMIKANE3000」が開催されました。アジア潜伏を続けてきたstillichimiyaがこの日ひさしぶりにライブで復活という日。
山梨を最高の遊び方とヒップホップで何年も前から伝えているichimiyaメンバー。BEEKでもIssue 06「鶴と亀」でYoungGとビッグベン両氏に宴会でのライブ取材でお世話になっているのです。ベン氏のビッグフラットにはBEEKをいつも置いてもらってます。とにかく山梨のことを話す時に「うぇるかむ とぅ やまなし」を見て! ということは多いです。そして「うぇるかむ とぅ やまなし」で山梨のことを知ってくれている人も多いのです。
ちなみにひとつご紹介。大好きなモグモグパン。喫茶あさげの回も好きだなー。


着いた時はMonaural mini-Plugのライブ。タイのモーラム音楽を演奏、なんだかすごい学園祭のようでした。観客とのゼロ距離での迫力はすごい。ループする音の波にいきなりやられました。
今回のゲストは盟友鎮座DOPENESSはもちろん、タイに長く行っていたYoungGが現地のヤバい大物ラッパーJUUとそのJUUが見出したG.JEE(とても美人)を連れてきてのライブも。塩山の温泉付き施設にこんな豪華なメンツが集まることがすごい。リアル「うぇるかむ とぅ やまなし」とも言うべき。お客さんも東京や別の地方から来ている人もかなり多かったみたいです。
友達のフリーペーパー鶴と亀の小林くんも。温泉好きの小林くんはご満悦。ぼくも2回入りました。温泉入り放題のライブなんてなかなかないですよ。ぼくもこの場所は初めて知りました。神金にずっといた知人いわく「塩山のマッドマックス的場所」だそうです。

あいまに散歩したり、子どもと遊んだり。
山梨という地方、田舎に帰ってきて思うことがとてもとても多くあります。いいところもダメなところも含めて思うところ。それをヒップホップという音楽に変換して伝える彼らをとてもリスペクトしています。ぼくはヒップホップで育ったわけでもないし、どちらかというとシティポップで育っているのですが、音楽の真髄というか、心に留まるビートと言葉はどのジャンルでも一緒だと思います。
ビートに乗せて桃の里一宮から発信される言葉はとても強い。そしてゆるーく今でもみんなでたむろしている姿はいつまでも男子って感じで。

最後はstillichimiya。とにかくいうまでもなく、盛り上がる。3000円ぽっきりでいい汗かいてすぐに温泉に入って帰れる夜。そんな梅雨入り前の日々。
BEEK

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