近くて遠い景色 vol.04

By 2018.01.12COLUMN

冬の匂い。

雪が降った後の静寂。ツーンと寒くていたい、空気。
遠くにみえる雪山。
柔らかい光。
動物の足跡。
群れをなす、鹿。

1月になるとJulianna Barwickを無性に聴きたくなる。
彼女の澄んだ声と音楽たちを、冬の空気と一緒に吸い込みたいと思う。
そして雪で真っ白になった景色を思い浮かべる。

年々雪が少なくなって、曖昧な冬の景色にすっかり退屈してしまった。
元々冬生まれだからか、寒い場所や寒い国のものに惹かれることが多く、特に雪はいつ見てもワクワクしてしまう。
しんしんと静かに降る雪は、私を無性に外へ出かけさせたくする。
雪の日のドライブのアドベンチャー感とそこにふっと現れる鹿たち。
非日常を感じる景色は私の想像と創作意欲をとても掻立ててくれる。今年は去年よりも降るといいな。

sakura fantasma

Author sakura fantasma

山生まれ山育ち。ホラー嫌いのFantasma(おばけ)。異国と音楽、紙と山をこよなく愛し、イラストやコラージュを主に国内外問わず制作&発表している。 WEB

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