【ON READING/読む時間】 #008「本があれば淋しいこともこわいこともありません」

今週末の5/26(土)、韮崎のアメリカヤビルの5Fスペースで、主催の友人をサポートして、大きすぎず小さすぎずのブックイベントをします。
富士吉田にある不二御堂という古本屋さんのおやじさん、中植和彌さんの「いろんな場所でフォークライブをしたい」という話から発展して、せっかく本屋の店主がするライブだから、本にまつわることもあったらいいよねということになり、気づけばいろんな人に関わってもらってこんなイベントを開催することになりました。
イベント詳細はこちら。
https://www.facebook.com/events/227477994655108/

この日は3Fのmountain bookcaseの実店舗”Zimmer”(ツィマー)でも、中植さんがさまざまな本から抜き出して、その独特の味わい深い字で書いた「本の名言」色紙も一日限定で展示します。
我が家にも、これまで不二御堂で手に入れた中植さんの色紙たちが何枚も貼ってあるのですが、本には実にいい言葉が詰まっているものだなぁと眺めるたびに思います。

個人的に一番気に入っているのは「やりたいことしかもうやらない」。
漂泊の人生を送った思想家・辻潤の言葉だそうです。どの本からの抜粋かはわからないのですが、何という力強い言葉なのでしょうか。
色紙に抜き出され、ひとつの独立したものになったその言葉は、毎朝毎晩見るたびに私におまじないのように元気を与えてくれる言葉のひとつです。

イベントのタイトルになった「本があれば淋しいこともこわいこともありません」という言葉も、ある一冊の本からの抜粋だそうです。
本を読むことで、お守りのように心に響く言葉にひとつでも出会えたら、不安も淋しさも乗り越えられるかもしれません。

5/26はみんなで居心地のいい楽しいイベントにしたいなぁと思っています。
この日はお天気が良さそうだったら屋上も開放しようと思っているので、ピクニックシートやチェアを持ち込んで読書なんていうのもありかもしれません。どうぞ遊びに来てください。


[BOOK LIST]
「もしぼくが本だったら」/文・ジョゼ・ジョルジェ・レトリア、絵・アンドレ・レトリア(アノニマスタジオ)
「もしぼくが本だったら、、」ではじまる、本というものの魅力をスタイリッシュなイラストと簡潔な言葉で読み手に語りかけるように表現したポルトガル生まれの絵本。詩人の父とイラストレーターの息子さんの親子合作だそうです。
だいぶ前に英語翻訳版を買って、早く日本語版が出たらいいなぁと思っていたら、いつも粒よりのいい本を出されているアノニマスタジオさんから今年の春、ついに出版されました。
本の世界が持つ魅力と想像力の豊かさを楽しむことができる、素晴らしい絵本です。